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直方・鞍手広域市町村圏事務組合消防本部(宮田消防署)・若宮出張所・鞍手出張所・小竹出張所

災害情報ダイヤル 0949-32-3211

役立つ情報

物詰めによる窒息の対処法


 窒息事故は、高齢者で多く見られますが 小さな子供においても、おもちゃなどを誤 って飲み込んだ場合に発生します。詰まっ ている物がなかなか取れず、咳が出来ない状態までになると、窒息と判断し、すぐに 119番に通報して下さい。その後、左に紹介 する方法を行って下さい。

 なお、窒息の状態が続き、意識を失うよ うなことがあれば、心肺蘇生法(胸骨圧迫 と人工呼吸)を行って下さい。


乳児に対する背部叩打法
 片方の手で乳児のあごを支え、頭が下がる ように
うつ伏せの状態にし、自分の腕に乳児の体を乗せます。
 そして、手の平で背中を連続して力強く叩きます。

背部叩打法
 図では座っている状態ですが立ってい る状態でも行います。
 手の平で傷病者の左右の肩甲骨の真ん中を力強く叩きます。

 傷病者の背後にまわり、片方の手で握りこぶし を作って、親指側をへそとみぞおちの中間あた りに置きます。
 その手をもう片方の手で握り
素早く手前上方にむかって、圧迫するように突 き上げます。
 なお、この方法は乳児と妊婦の傷
病者には行わないで下さい。