当消防本部は、宮若市、鞍手町、小竹町の1市2町からなり、福岡県の北部、福岡市と北九州市の両政令指定都市のほぼ中間に位置し、管内総面積189.75ku、人口は54,050人である。
西は西山・犬鳴山により古賀市と糟屋郡、南西は笠置山を境にして飯塚市、東は丘陵地により直方市、北は遠賀郡、北西には靡山により宗像市と接しており、西部から南部にかけて、太宰府県立自然公園に指定されている三郡山系が湾曲をなして連なり、東部には筑豊の秀峰“福智山”を望むことができる。
また、管内の中央を東へ貫流する犬鳴川は、西山犬鳴山系の無数の渓流を集め、宮若市の中小河川と、さらに、三郡山系を水源として力丸ダムがあり東流する八木山川と宮若市で合流し、直方市において筑豊の母なる川“遠賀川”となる。
そして、当管内には九州の大動脈である九州自動車道(若宮I.C、宮田SI及び鞍手IC)が整備されており、交通の利便性により企業進出が進み、トヨタ自動車九州(株)を核とした自動車産業等の発展により、雇用の拡大・地域経済の活性化が進んでいる。
それに伴い、管内人口の増加も見込まれつつあり、緑あふれる山河と一次・二次・三次産業の調和のとれた快適性に富んだ生活環境つくりの高度な計画も推進され、広域消防の体制強化も益々重要となってきている。
一市二町の面積、人口及び世帯数調べ(平成27年4月現在)
区 分 |
面 積(q2) |
人 口 |
世 帯 数 |
宮 若 市 |
139.99 |
29,084 |
13,009 |
鞍 手 町 |
35.58 |
16,827 |
7,088 |
小 竹 町 |
14.18 |
8,139 |
3,924 |
合 計 |
189.75 |
54,050 |
24,021 |
宮田町民の要望により、常備消防として宮田町消防本部及び宮田消防署を宮田町大字宮田4847にて発足。
初代消防長に野津五郎(宮田町長が兼務)就任。
初代消防署長に吉柳信雄就任。
職員11名採用。
職員6名採用。
消防ポンプ自動車1台配置
初代消防署長、吉柳信雄退職。二代消防署長に三苫金造就任。
職員6名採用。
初代消防長、野津五郎退職。
二代消防長に荒牧敬三土(宮田町長が兼務)就任。
宮田町大字宮田字弁鳥70−2に庁舎移転。
水槽付消防ポンプ自動車1台配置。
消防署長、三苫金造退職。
三代消防署長に上尾繁雄就任。
司令車1台配置。
救急業務開始。
宮田ライオンズクラブから救急車1台の寄贈を受ける。
二代消防長、荒牧敬三土退職。
三代消防長に上尾繁雄就任。
消防ポンプ自動車1台配置。
超短波無線移動局2基(10w)を開局。 (消防専用無線電話装置)
消防組織法の改正により宮田町に消防本部設置指定となる。 (自治省告示110号)
超短波無線基地局を開局。
超短波無線移動局(10w)を開局。
アルミ救命ボート及びゴムボート3台配置。
鞍手、小竹、若宮の各町に消防本部設置指定。(自治省告示第80号)
宮田町、鞍手町、小竹町、若宮町で、直方・鞍手広域市町村圏事務組合消防本部が発足。(消防事務が直方・鞍手広域市町村圏事務組合の事務とされ、当分の間宮田町、鞍手町、小竹町、若宮町で組織されることとなったため、旧宮田町消防本部の庁舎を使用し、直方・鞍手広域市町村圏事務組合消防本部、宮田消防署の1本部、1署になる。)(条例定数52名)
職員25名採用。初代消防長に上尾繁雄就任。
救急車1台(国庫補助)配置。
水槽付消防ポンプ自動車1台配置。
職員27名採用。
救急車1台を日本損害保険協会から寄贈を受ける。
救急車1台を福岡県共済農業共同組合から寄贈を受ける。
行政車1台配置。
救急車1台配置。
定数条例の改正により定数64名となる。職員12名採用。
鞍手出張所開設。救急車1台を配置。超短波無線基地局・固定局(10W)を開局。
司令車1台更新整備。
職員2名採用。小竹出張所開設。救急車1台配置。超短波無線基地局・固定局(10W)を開局。
若宮出張所開設。救急車1台を配置。超短波無線基地局・固定局(10W)を開局。
専用車1台配置。
九州自動車道(若宮〜古賀)の開設により当該区間の上下線における救急業務開始。
消防救急指令装置B型を宮田消防署に整備。管内4町の主要分団車庫等17箇所に無線サイレン吹鳴制御装置を設置。
直方・鞍手広域市町村圏事務組合休日夜間急患センター専用の消防無線遠隔制御装置(単信式)を当本部に整備。
化学消防自動車(2型)1台配置。
救急車1台配置。
九州自動車道(八幡〜若宮)の開通により当該区間の上り線における救急業務開始。
職員2名採用。
救助訓練塔設置。
定数条例改正により定数82名となる。職員18名採用。
水槽付消防ポンプ自動車3台配置。鞍手、小竹、若宮の各出張所に配置。
職員1名採用。
初代消防長、上尾繁雄退職
二代消防長に三島保就任。
連絡車3台配置。鞍手、小竹、若宮の各出張所に配置。
職員1名採用。
二代消防長、三島保退職。
三代消防長に麻生幸次就任。
消防本部(署)新庁舎建設工事着工。
職員1名採用。
職員2名採用。
消防本部(署)新庁舎竣工。
消防本部(署)新庁舎(宮田町大字宮田字浮州16−1)に移転。
職員1名採用。
福岡県共済農業共同組合連合会から救急車1台の寄贈を受ける。
救急車1台更新整備。
救助工作器具(エアーツール、エアーソー、マイティーバック)購入。
15m級バスケット付はしご消防ポンプ自動車1台本署配置。(国庫補助)
救助マット一式購入
潜水救助器具一式購入
救助用ゴムボート一式購入
日本消防協会から救急車1台の寄贈を受ける。
職員2名採用。
指令車1台更新整備。
宮田・若宮ライオンズクラブから広報車1台の寄贈を受ける。
大型水槽付消防ポンプ自動車(水U型)更新整備。
職員2名採用。
人員搬送車(26人乗り)配置。
幼年消防クラブ結成。(8クラブ、1,150名)
幼年消防クラブ結成。(8クラブ、930名)
職員1名採用。
無線局呼び出し名称の変更。(基地局、固定局、移動局)
救助工作車配置。
定数条例改正により定数86名となる。職員5名採用。
消防通信指令装置(T型)運用開始。(国庫補助)
トヨタ自動車九州株式会社から救急車1台の寄贈を受ける。
消防警報システム整備工事を行う(サイレン自動吹鳴設備)。救急無線波を開局。(固定局1、移動局5)
三代消防長、麻生幸次退職。
四代消防長に生武一郎就任。職員1名採用。
消防緊急通信指令施設(地図等検索装置)導入。救急統計処理装置導入。
公用車1台更新整備。
定数条例改正により定数101名となる。
職員13名採用。
消防緊急通信指令施設(支援情報検索処理装置)導入。
高度救急資機材購入。(県補助事業)
四代消防長、生武一郎退職。
五代消防長に片山末男就任
高度救急資機材購入。(県補助事業)
日本損害保険協会から化学消防自動車1台の寄贈を受ける。
水槽付消防ポンプ自動車1台更新整備。(鞍手出張所配置)
職員6名採用。聾唖者緊急通報システム(FAX)導入。
救急救命士資格1名取得。
救急車2台更新整備(鞍手、若宮各出張所配置)。水槽付消防ポンプ自動車1台更新整備(若宮出張所配置。)
日本損害保険協会から高規格救急車1台の寄贈を受ける。
救急救命士資格1名取得。(2名)
水槽付消防ポンプ自動車1台更新整備。(小竹出張所配置)
資材運搬車配置。
査察車配置。
救急救命士資格1名取得。(3名)
救急車1台更新整備。(小竹出張所配置)
連絡車3台配置。鞍手、小竹、若宮の各出張所に配置。
職員1名採用。
救急救命士資格1名取得。(4名)
高規格救急車1台更新整備。(鞍手出張所配置)
鞍手出張所新庁舎工事着工。
広報車更新整備。
救急救命士資格1名取得。(5名)
鞍手出張所新庁舎竣工。
職員1名採用。
指令車更新整備。
救急救命士資格1名取得。(6名)
救急救命士資格1名取得。(7名)
職員1名採用。
小竹、若宮救急車改造。(高度救命資機材整備)
救急救命士資格1名取得。(8名)
救急救命士資格1名取得。(9名)
高規格救急車1台更新整備。(本署配置)
救急救命士資格1名取得。(10名)
救助工作車1台更新整備。(本署配置)
救急救命士資格1名取得(11名)
高規格救急車1台更新整備。(若宮出張所配置)
宮田町、若宮町が合併。宮若市発足。
五代消防長、片山末男退職。
六代消防長、郡司嶋剛就任。職員2名採用。
六代消防長、郡司嶋剛退職。
七代消防長に勝木正之就任。
救急救命士資格1名取得。(12名)
職員1名採用。
救急救命士資格1名取得(13名)
救急救命士資格1名取得。(14名)
高規格救急車1台更新整備。(小竹出張所配置)
職員1名採用。
救急救命士資格1名取得。(15名)
若宮出張所新庁舎竣工。
携帯・IP電話発信地位置表示システム導入。
潜水救助隊用乾燥室竣工。
七代消防長、勝木正之退職。
八代消防長に堀悦雄就任。
高規格救急車1台更新整備。(鞍手出張所配置)
水槽付消防ポンプ自動車U型1台更新整備。(当消防本部配置)
職員2名採用。
救助用ゴムボート一式購入
化学消防ポンプ自動車U型1台更新整備。(当消防本部配置)
八代消防長、堀悦雄退職。
九代消防長に末吉毅就任。
職員5名採用。
公用車更新整備。
査察車更新整備。
救急救命士資格1名取得。(18名)
通信司令室移設改修及び高機能通信指令システム仮運用。
高規格救急車1台更新整備。(本署配置)
救急救命士資格1名取得。(19名)
高機能通信指令システム整備。
職員11名採用。
梯子付消防自動車1台更新整備。(30m級)
人員搬送車1台更新整備。
高規格救急車1台更新整備。
職員11名採用。
連絡車1台更新整備。(若宮出張所配置)
連絡車1台更新整備。(小竹出張所配置)
連絡車1台更新整備。(鞍手出張所配置)
救急救命士資格1名取得。(20名)
消防・救急デジタル無線運用開始。(アナログ無線併用)
水槽付消防ポンプ自動車(T型)1台更新整備。(鞍手出張所配置)
救急救命士資格1名取得。(21名)
指揮車1台配置。(本署配置)
九代消防長、末吉 毅 退職
十代消防長、原田 修司 就任
職員4名採用。
水槽付消防ポンプ自動車(T型)1台更新整備。(若宮出張所配置)
職員6名採用。
後方支援車1台配置。(本署配置)
救助訓練塔(7m)竣工。
消防本部庁舎裏車庫竣工。
水槽付消防ポンプ自動車(T型)1台更新整備。(小竹出張所配置)
職員3名採用。
救助工作車1台更新整備。(本署配備)。
職員3名採用。
資材運搬車1台更新整備。(本署配置)
職員4名採用。
十代消防長、原田 修司 退職
十一代消防長、水野 智徳 就任
職員3名採用。